ホームお役立ち情報保険代理店のホームページ制作をプロが解説!デザイン事例とおすすめ制作会社・費用相場

お役立ち情報

保険代理店のホームページ制作をプロが解説!デザイン事例とおすすめ制作会社・費用相場

「紹介だけでは新規が増えない」「保険会社からホームページの整備を求められた」 保険代理店の経営で、そう感じていないでしょうか。

ただ、保険代理店のホームページには、他の業種と違う点があります。保険業法が関わるため、載せなければならない項目と、書き方の決まりがあるということです。

本記事では、Web制作歴10年以上の筆者が、保険代理店のホームページ制作について解説します。載せるべき項目、実際に公開されている参考デザイン12選、費用相場、おすすめの制作会社まで、解説します。

なお、「費用を抑えて、まるっと任せたい」という方は、サブスク型の格安 Web制作サービスのホームページできるくん(月額数千円〜)もあわせてご検討ください!

保険代理店のホームページが他業種と違う3つの点

まず押さえておきたいのが、保険代理店のホームページ特有の事情です。

1つ目は、ホームページが「募集文書」になりうること。 保険商品の内容を説明するページは募集文書として扱われる場合があり、公開前に所属保険会社の確認と承認が必要になります。つまり、自分たちだけで「これで公開しよう」と決められません。

2つ目は、必ず載せなければならない項目があること。 代理店の商号や取扱保険会社名など、法令やガイドラインで求められている項目があります。次の章で詳しく見ていきます。

3つ目は、表現に決まりがあること。 誤解を招く表示や誇大な表現は禁止されています。普通の業種なら「うちが一番!」と書けるところが、保険代理店では書けません。

このあたりの点検項目は、一般社団法人日本損害保険協会が「損害保険代理店作成のホームページの点検チェックリスト記入要領」として公開しています。ただし具体的なルールは保険会社ごとに異なるため、最終的には所属保険会社の指示に従ってください。協会の資料自体にもそう書かれています。

参考:https://www.sonpo.or.jp/news/notice/2015/ctuevu00000008p1-att/01108.pdf

保険代理店のホームページに必須の掲載6項目

では、具体的に何を載せる必要があるのか。代表的なものが次の6項目です。

保険代理店のHPに必須の掲載6項目:01代理店の商号・氏名、02代理店の連絡先、03取扱保険会社名、04「代理」と「媒介」の別、05勧誘方針、06プライバシーポリシー
掲載事項ポイント
① 代理店の商号・氏名法人なら商号、個人代理店なら氏名
② 代理店の連絡先事務所所在地・電話・メールアドレスなど
③ 取扱保険会社名(引受保険会社名)合併や委託終了で旧社名が残っていないか要注意
④ 代理店の権限(「代理」と「媒介」の別)「契約締結の代理権を有しています」などと明示する
⑤ 勧誘方針法律で公表が求められており、ホームページ掲載も公表方法のひとつ
⑥ プライバシーポリシー個人情報を取得するなら常時掲載しておく

特に気をつけたいのが③です。保険業界は合併や統合が多く、気づかないうちに実際とは違う保険会社名が残っているケースがあります。 委託が終了した会社名がそのままになっていないか、一度ご確認ください。

⑤の勧誘方針と⑥のプライバシーポリシーは、テンプレートのまま貼って終わりにせず、自社の内容に直しておくのが安心です。

ちなみに、この6項目を丁寧に置いている実例がホロスプランニングです。フッターに「勧誘方針」「個人情報保護方針」へのリンクと、代理店協会の登録番号まで並べています。

保険代理店のホームページデザイン事例12選

ここからは、実際に公開されている保険代理店のホームページを見ていきます。大手保険会社ではなく代理店のサイトに絞ったので、自社の参考にしやすいはずです。

なお、規模の大きい代理店も含まれています。デザインを丸ごと真似するのではなく、「なぜその見せ方をしているのか」を持ち帰るつもりで見てみてください。

※掲載している画面は2026年8月時点のものです。各社のサイトは随時更新されるため、最新の内容は各サイトでご確認ください。

1. R&C株式会社

R&C株式会社のホームページ ファーストビュー

R&C株式会社は「地域で一番、あなたの未来を支える会社」の一文だけを大きく置き、余白をたっぷり取った落ち着いた画面です。文字数を絞るほど言葉が強く残る、という好例。LINEからの相談窓口も用意されています。

2. 株式会社ホロスプランニング

ホロスプランニングのホームページ ファーストビュー

ホロスプランニングは、募集人を「将来設計士®」と商標登録した独自の呼び方で表現しています。お客様の声や相談の流れも整っています。

3. ブロードマインド株式会社

ブロードマインドのホームページ ファーストビュー

ブロードマインドは「金融の力を解き放つ」を掲げ、保険・証券・不動産を統合した提案を訴求。問い合わせを相談・手続き・取材・IRとカテゴリ別に分けており、用件ごとに窓口を分ける設計が参考になります。

4. GiftYourLife株式会社

GiftYourLifeのホームページ ファーストビュー

GiftYourLifeは、トップの大きなスライドでMDRTや採用の話題を回し、すぐ下にお知らせ一覧を置いています。会社の「いま」を見せることで動いている感じが伝わる構成。引受保険会社名もきちんと明示しています。

5. コア・ライフプランニング株式会社

コア・ライフプランニングのホームページ ファーストビュー

コア・ライフプランニングは、MDRT会員39名、お客様評価4.88点(5点満点)と数値で実力を見せているのが特徴。オンライン面談の仕組みにも名前を付けて紹介しています。抽象的な言葉より数字、という良い例です。

6. ほけんの翼(株式会社ワールドフィナンシャル)

ほけんの翼のホームページ ファーストビュー

ほけんの翼は神奈川・東京の来店型ショップ。ファーストビューのすぐ下に「自宅やカフェで相談」「近くの店舗で相談」の2つのボタンを並べ、相談の入口を迷わせません。取扱保険会社35社超をロゴ付きで掲載しています。

7. 株式会社Total Life Design

Total Life Designのホームページ ファーストビュー

Total Life Designのキャッチコピーは「保険を、自由に、正直に。」。短い一文で立ち位置が伝わります。担当者紹介と取扱保険会社一覧をそれぞれ独立したページに置いた構成です。

8. 株式会社グッドウイン

グッドウインのホームページ ファーストビュー

グッドウインは「物語を、あなたと。」を掲げつつ、生命保険協会の乗合代理店業務品質評価で認定代理店になったことを前面に出しています。第三者のお墨付きを信頼につなげる形です。

9. 株式会社ライフプラザパートナーズ

ライフプラザパートナーズのホームページ ファーストビュー

ライフプラザパートナーズは、担当者を顔写真付きで個別に紹介。取扱49社と数を明示し、「無料保険相談」ボタンを複数箇所に配置しています。「些細なお悩みでも構いません」という一言で相談のハードルを下げているのが上手いところ。

10. 株式会社FEA

FEAのホームページ ファーストビュー

FEAは生命保険26社・損害保険15社・少額短期保険1社と、取扱保険会社を具体的に列挙。グローバルナビに勧誘方針とプライバシーポリシーを並べており、前章の必須項目をナビゲーションで見せるパターンです。

11. 株式会社ソニックジャパン

ソニックジャパンのホームページ ファーストビュー

ソニックジャパンは「あなたの物語に、寄り添い続ける」がスローガン。コラムに支店の担当者名を出しており、書き手が見えることで人柄が伝わる作りになっています。

12. 株式会社エクセルライフ

エクセルライフのホームページ ファーストビュー

エクセルライフは「東京・町田の保険屋さん」と地域名をはっきり打ち出したサイト。お知らせで災害時の対応や休業日を発信しており、地域密着型の実用性が高い構成です。

事例から分かる、成果につながる保険代理店のホームページの共通点

12サイトを見比べて気づいたのは、デザインの好み以上に「何をどう見せているか」で差がついているということです。共通していたポイントを挙げます。

取扱保険会社の見せ方が3パターンに分かれる。 ロゴ付きで全社並べる(ほけんの翼・エクセルライフ)、社数を明示して一覧は別ページ(ライフプラザ49社・FEA26社+15社+1社)、一覧ページのみ置く(Total Life Design・ソニックジャパン)の3つです。

第三者の評価を信頼の担保に使っている。 生命保険協会の乗合代理店業務品質評価による認定やMDRT会員数を出す代理店も複数あります。自分で「信頼できます」と書くより、外部の評価を並べたほうが説得力が出るわけです。

相談導線は「複数チャネル+ハードルを下げる一言」。 電話・フォーム・LINE・オンライン面談・来店予約と入口を複数持ち、そこに「些細な疑問でもお気軽に」と添える。この組み合わせが多く見られました。

数値には必ず時点を添えている。 「31,810社(2023年2月1日現在)」「スタッフ約740名(2026年7月時点)」のように、いつの数字かを明記しています。これは丁寧なだけでなく、古い数値を放置すると実際と違う表示になってしまう保険業界だからこその配慮でしょう。

意外なことに、担当者の顔写真を個別に出しているサイトは少数派 顔写真付きで紹介していたのはライフプラザパートナーズなど一部で、多くは役職や職種の紹介にとどまっています。逆に言えば、小規模な代理店ほど「誰が対応してくれるのか」を顔で見せるのが差別化になると個人的に考えています。

保険代理店のホームページ制作の費用相場

費用は「どこまで自分でやるか」で大きく変わります。作り方別の目安をまとめました。

作り方初期費用の目安月額の目安期間の目安向いている人
自作(汎用ツール)0〜数万円数千円数日〜費用を最優先。自分で作る時間がある
保険代理店向けテンプレート型11万円前後1.1万円前後最短1日〜型が決まっていてよい(自分で作る前提)
保険代理店に強い制作会社20万〜90万円台1万〜6万円台10日〜4ヶ月業界の事情を分かった相手に任せたい
サブスク型のweb制作抑えられる数千円〜最短数日〜費用を抑えつつ丸投げしたい
フルオーダーの制作会社200万円〜別途2〜3ヶ月ブランディングまで作り込みたい

ここで気をつけていただきたいのが、「初期費用が安い=得」ではないということです。たとえば初期11万円+月額1.1万円のサービスなら、1年で24万円を超えます。3年使えば50万円近くになる計算です。初期費用だけを見比べるのではなく、数年使う前提のトータルコストで判断してください。

もうひとつ。見積書は総額だけでなく、書かれていない項目を確認するのがコツです。公開後の運用費はいくらか、修正は何回までか、どこまで動作を保証してくれるのか。ここを契約前に聞いておくと、あとの「言った言わない」を防げます。

初期費用を抑えつつ、作業ごと任せたいという方には、当社のホームページできるくんが向いています。月額数千円〜のサブスク型で、専任担当が業務をまるっと代行。条件によっては最短数日での納品も可能です。小規模・中規模のサイトを得意としているので、数人規模の代理店さんにはちょうどよいはずです。

保険代理店のホームページ制作におすすめの制作会社

保険代理店向けをうたうサービスは複数あります。料金だけでなく「自分で作るのか、任せられるのか」で性格が大きく違うので、そこも見ながら選んでください。

サービス料金特徴
1DAYメイド・プロ(名案企画株式会社)初期11万円+月額1.1万円(税込)代理店ホームページ制作20年。テンプレート型13ページで、募集文書番号欄など保険代理店専用の設定を用意。最短1日。ただし自分で作るセルフメイド型
株式会社ANABAS25万円〜/40万円〜/70万円〜募集文書の確認を見据えた原稿設計で、保険会社の確認を受けやすい構成にしてくれる。乗合代理店の確認フローにも配慮。公開後の改善支援あり
ウェブソリ(NT CREATION)19.8万円/49.8万円〜/89.8万円〜(税込)+月額保守1.1万〜6.6万円元保険会社社員が対応。100社以上の代理店を担当した経験をもとに設計。最短10日。SEOやLINE活用の集客支援も
ホームページできるくん(当社)月額数千円〜サブスク型。専任担当への丸投げに対応し、運用込み。小規模・中規模が得意。条件により最短数日〜

※料金・仕様は2026年8月時点で各社サイトを確認したものです。最新の内容は各社へご確認ください。

こうして並べると、保険代理店向けを名乗るサービスの多くが「募集文書の確認」を売りにしていることが分かります。それだけこの工程が代理店にとって面倒だということでしょう。

失敗しない制作会社の選び方

最後に、依頼先を決めるときの見方です。「保険代理店に強い」という看板そのものより、次の点を確認してみてください。

実績は「デザインの良し悪し」ではなく「課題と解決のプロセス」で見る。 きれいな制作事例が並んでいても、それが何を解決したのかが語られていなければ判断材料になりません。

運用・更新まで見てくれるか。 私は、構築と運用は同じ会社に任せるのが原則だと考えています。分けると、成果が出ないときに責任の所在が曖昧になってしまうんです。

そしてもうひとつ。私自身の経験から言えるのは、「それはおすすめしません」と厳しいことも率直に伝えてくれる会社は、信頼できるということです。要望を全部「できます」と受ける会社より、できない理由や別案を出してくれる相手のほうが、結果的にいいものができます。

公開後に必要な更新

保険代理店のホームページは、「作って終わり」が特に許されません。放置すると、実際とは違う内容が載ったままになってしまうからです。

具体的には、次のような点が更新の対象になります。

  • 保険料や割増引率、保険料の計算ツールを最新の改定内容に合わせる
  • 販売が終了した商品の説明を残さない(残す場合は「◯年◯月販売終了」と明記する)
  • 取扱保険会社名を、合併や委託終了に合わせて直す
  • 保険会社の承認に有効期限が設定されている場合、期限を切らさない

損害保険協会も、毎年変わる割増引率が前年のまま残っている例が多いと注意を促しています。悪意はなくても、忙しければ更新は後回しになりますよね。 そういう点でも運用をきちっと依頼できる制作会社にホームページを依頼するのが得策です。

ホームページは公開してからがスタートです。だからこそ、制作を頼む時点で管理・運用の費用もセットで見積もってもらうのがおすすめです。公開後に「更新をお願いしたい」と切り出すと、条件が合わず割高になりがちなんです。更新まで含めて任せられる体制を、最初から作っておきましょう。

まとめ

保険代理店のホームページ制作について解説しました。ポイントを振り返ります。

  • 保険代理店のHPは必須の掲載6項目があり、表現にも決まりがある
  • 参考にするなら自社に近い規模の代理店の事例を見る
  • 取扱保険会社名・第三者評価・相談導線の3点が、成果につながるサイトの共通点
  • 費用は作り方次第(自作の数万円〜フルオーダーの200万円〜)。
  • 公開後の更新が特に重要。割増引率や販売終了商品を放置しない

具体的なルールは保険会社ごとに違うので、迷ったら所属保険会社に確認するのが一番確実です。そのうえで、業界の事情を分かってくれる制作会社と組めば、そこまで恐れる必要はありません。

「費用を抑えたい」「Webに手が回らないので任せたい」という方は、月額数千円〜で専任担当がまるっと対応するホームページできるくんに、一度ご相談ください!

アバター画像
岩田 真
株式会社できるくん代表取締役2015年にWeb制作会社として株式会社ユーティルを設立。Webディレクター・営業担当として、3年で上場企業を含む50社以上のホームページ制作に従事。2018年よりWeb制作会社をマッチングするプラットフォーム「Web幹事」を設立、2025年に老舗PEファンドに事業売却。現在はAIを活用した中小企業支援を行っています。

Contact お問い合わせ

できるくんに関するご質問、ご相談はこちらよりご連絡ください。

電話でのお問い合わせ

03-6778-2998