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ホームページリニューアルの費用は?相場や内訳を解説
「ホームページのリニューアルを検討しているけれど、どれくらい費用がかかるんだろう…」そんな不安を感じていませんか。実際、リニューアル費用は幅広く、何が適正価格なのか判断が難しいものです。
本記事ではホームページリニューアルの費用相場、内訳、費用をおさえるコツまで解説。ホームページのリニューアルを考えている方はぜひ最後までお読みください。
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1. 種類別・規模別のリニューアル費用相場
ホームページリニューアルの費用は、サイトの種類と規模によって大きく変動します。それぞれの特徴と費用相場を詳しく見ていきましょう。
種類別・規模別のリニューアル費用早見表
| サイト種類 | 小規模(〜20P) | 中規模(〜80P) | 大規模(80P〜) |
| コーポレートサイト | 30万〜80万円 | 80万〜200万円 | 200万〜500万円 |
| ECサイト | 50万〜150万円 | 150万〜400万円 | 400万円〜 |
| 採用サイト | 40万〜100万円 | 100万〜250万円 | 250万〜400万円 |
| サービスサイト | 40万〜120万円 | 120万〜300万円 | 300万円〜 |
| オウンドメディア | 30万〜100万円 | 100万〜250万円 | 250万円〜 |
コーポレートサイトのリニューアル費用
コーポレートサイトは企業の顔となる重要なサイトです。小規模(20ページ以下)の場合、会社概要や事業内容、お問い合わせフォームなど基本的な機能で構成され、30万〜80万円程度が相場となります。制作期間は1.5〜3ヶ月程度を見込んでおくとよいでしょう。
中規模(80ページ以下)になると、複数の事業部門の紹介や詳細な製品・サービス情報、ニュースリリース機能などが追加され、80万〜200万円程度が必要になります。制作期間は3〜5ヶ月程度となることが多いです。
大規模(80ページ以上)のコーポレートサイトでは、グローバル対応や多言語化、高度なCMS機能、会員機能などが含まれ、200万〜500万円以上の予算が必要になります。制作期間も5ヶ月以上かかることが一般的です。
ECサイトのリニューアル費用
ECサイトは決済機能や在庫管理システムとの連携など、技術的な要件が多いため、他のサイトよりも費用が高くなる傾向にあります。小規模でも50万〜150万円、中規模で150万〜400万円、大規模になると400万円以上が相場となっています。
特に決済システムの実装やセキュリティ対策、商品検索機能の充実度によって費用が大きく変わってきます。また、既存の基幹システムとの連携が必要な場合は、さらに費用が上乗せされることを覚えておきましょう。
採用サイト・サービスサイト・オウンドメディア
採用サイトは40万〜400万円、サービスサイトは40万円〜、オウンドメディアは30万円〜が相場となっています。これらのサイトは、ターゲットユーザーが明確で、コンテンツの更新頻度が高いという特徴があります。
そのため、CMSの使いやすさや更新のしやすさが重要になり、これらの要件によって費用が変動します。特にオウンドメディアは、SEO対策やコンテンツ管理機能の充実度が費用に大きく影響することを理解しておく必要があります。
2. 費用の内訳と相場レンジ

リニューアル費用の内訳を理解することで、見積もりの妥当性を判断できるようになります。主要な費用項目とその相場を詳しく解説していきます。
企画・要件定義費用(全体の10〜15%)
プロジェクトの土台となる企画・要件定義は、全体費用の10〜15%程度を占めます。現状分析、競合調査、ユーザーインタビュー、要件定義書の作成などが含まれ、小規模サイトで5万〜15万円、中規模で15万〜45万円程度が相場となっています。
この工程を軽視すると、後々の手戻りや追加費用が発生するリスクが高まります。特にSEO要件やセキュリティ要件の定義は、削ってはいけない重要な項目として認識しておくべきでしょう。
情報設計・UI設計・デザイン費用(全体の20〜30%)
サイトの骨組みとなる情報設計(IA)とユーザーインターフェース設計、そしてビジュアルデザインは、全体費用の20〜30%を占める重要な工程です。ワイヤーフレーム作成、プロトタイプ制作、デザインカンプ作成などが含まれます。
小規模サイトで10万〜30万円、中規模で30万〜90万円程度が目安となりますが、デザインのオリジナリティや修正回数によって大きく変動することがあります。
フロント実装・CMS構築費用(全体の25〜35%)
HTML、CSS、JavaScriptによるフロントエンド実装と、WordPressなどのCMS構築は、技術的な作業の中核を占め、全体費用の25〜35%程度となります。レスポンシブ対応やブラウザ対応、アニメーション実装なども含まれます。
特にWordPressのカスタマイズや独自CMSの構築が必要な場合は、費用が高くなる傾向にあります。小規模で15万〜35万円、中規模で35万〜105万円程度を見込んでおくとよいでしょう。
テスト・品質保証費用(全体の5〜10%)
見落としがちですが重要な工程として、テストと品質保証があります。表示確認、フォーム動作確認、負荷テスト、セキュリティテストなどが含まれ、全体の5〜10%程度の費用がかかります。
この工程を省略すると、公開後に不具合が発見されて緊急対応が必要になり、結果的により多くの費用がかかることになりかねません。
コンテンツ制作・既存資産移行費用
新規コンテンツの制作(ライティング、撮影、図版作成)や既存コンテンツの移行作業も重要な費用項目です。特に301リダイレクト設計、URL設計、メタ情報の移行、計測タグの移行など、SEOを維持するための作業は削ってはいけない項目となります。
コンテンツ制作は1ページあたり1万〜5万円、移行作業は全体で10万〜50万円程度が相場ですが、ページ数や内容の複雑さによって大きく変動します。
運用・保守費用(月額)
リニューアル後の運用・保守費用も忘れてはいけません。月額1万〜10万円程度が一般的で、サーバー管理、セキュリティアップデート、軽微な修正、定期バックアップなどが含まれます。年間契約で割引になるケースも多いため、初期費用と合わせて検討することが重要です。
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3. ホームページリニューアルの見積もりの見方とチェックリスト

適正な見積もりかどうかを判断するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
作業項目積み上げ方式と人日計算方式
見積もりには大きく分けて「作業項目積み上げ方式」と「人日×単価方式」の2種類があります。作業項目積み上げ方式は、各作業を細かく分解して積算する方法で、透明性が高いという特徴があります。
一方、人日計算方式は、必要な人員と日数から算出する方法で、プロジェクト全体の工数が把握しやすいというメリットがあります。どちらの方式でも、作業内容が明確に記載されているかを確認することが大切です。
仕様の抜けと前提条件の確認
見積もりを確認する際は、仕様の抜けがないか、前提条件が明記されているかをチェックしましょう。特に「ブラウザ対応範囲」「レスポンシブ対応の範囲」「修正回数の上限」「納品形式」などは、後々トラブルになりやすい項目です。
また、追加費用が発生する条件(スコープ変更、仕様追加など)も明確にしておくことで、予期せぬ費用増加を防ぐことができます。
相見積もり比較のポイント
複数社から見積もりを取る際は、単純に金額だけで比較するのではなく、作業項目の粒度、対応範囲、納期、保守内容などを総合的に比較することが重要です。比較シートを作成して、各社の提案内容を横並びで確認できるようにしておくとよいでしょう。
特に安すぎる見積もりには注意が必要で、必要な作業が含まれていない可能性があります。
4. ホームページリニューアルの費用をおさえる5つの方法

リニューアル費用を適切に抑えるためには、削ってよい部分と削ってはいけない部分を見極めることが重要です。
既存資産の有効活用
既存のデザイン要素、写真、文章などで使えるものは積極的に再利用しましょう。ただし、古くなった情報や品質の低い素材は、サイト全体の印象を損なう可能性があるため、慎重に選別する必要があります。
特に企業ロゴやブランドカラーなど、ブランドアイデンティティに関わる要素は、統一感を保つためにも継続使用することをおすすめします。
段階的なリニューアルの実施
すべてを一度にリニューアルするのではなく、優先順位をつけて段階的に実施することで、初期費用を抑えることができます。まずはトップページと主要ページをリニューアルし、その後順次他のページを更新していく方法です。
この方法なら、予算を分散させることができ、リニューアルの効果を見ながら次の施策を検討することも可能になります。
テンプレートやUIキットの活用
完全オリジナルデザインではなく、既存のテンプレートやUIキットを活用することで、デザイン費用を大幅に削減できます。最近のテンプレートは品質が高く、カスタマイズも柔軟にできるものが多いため、十分に実用的です。
ただし、競合他社との差別化が難しくなる可能性があるため、ブランディングが重要な場合は慎重に検討する必要があります。
SaaSサービスの活用
フォーム機能、検索機能、会員管理機能などは、独自開発せずにSaaSサービスを活用することで、開発費用を大幅に削減できます。初期費用が抑えられるだけでなく、機能のアップデートも自動で行われるため、長期的なコストパフォーマンスも優れています。
削ってはいけない項目
一方で、SEO対策(リダイレクト設定、メタ情報の移行など)、セキュリティ対策、表示速度の最適化、アクセシビリティ対応などは、削ってはいけない重要な項目です。これらを省略すると、検索順位の低下やセキュリティリスク、ユーザー離脱の増加など、深刻な問題につながる可能性があります。
5. ベンダー別の費用感と選び方

リニューアルを依頼する先によって、費用感や得意分野が異なります。それぞれの特徴を理解して、自社に最適なパートナーを選びましょう。
フリーランスへの依頼
フリーランスは最も費用を抑えられる選択肢で、小規模サイトなら20万〜50万円程度でリニューアル可能です。柔軟な対応や直接的なコミュニケーションが可能な反面、大規模プロジェクトや複雑な要件には対応が難しい場合があります。
また、病気や事故などで作業が止まるリスクもあるため、納期に余裕を持たせることが重要です。信頼できる実績があり、コミュニケーションが取りやすい人を選ぶことが成功の鍵となります。
制作会社への依頼
制作会社は規模によって費用感が大きく異なります。小規模制作会社(5〜10名)は50万〜200万円、中規模(10〜50名)は100万〜500万円、大規模(50名以上)は300万円以上が目安となります。
チーム体制で対応してもらえるため、品質が安定しており、アフターフォローも充実していることが多いです。ただし、コミュニケーションが階層的になりやすく、意思決定に時間がかかることもあります。
サブスク型サービスの活用
最近注目されているのが、初期費用0円で月額料金のみでホームページを制作・運用してもらえるサブスク型サービスです。例えば「ホームページできるくん」のようなサービスでは、月額1,900円から高品質なホームページを持つことができます。
初期投資を抑えたい中小企業や、継続的な更新サポートを求める企業にとって、魅力的な選択肢となっています。ただし、長期的に見ると総額が高くなる可能性もあるため、利用期間を考慮して検討することが大切です。
6. ホームページリニューアルの必要性・タイミング
そもそもリニューアルが本当に必要なのか、どのタイミングで実施すべきなのかを見極めることも重要です。
リニューアルを検討すべきサイン
コンバージョン率の低下、直帰率の増加、表示速度の遅さ、モバイル対応の不備などは、リニューアルを検討すべき明確なサインです。また、企業のブランドイメージが変わった、新しい事業を開始した、法令対応が必要になったなどの外部要因も、リニューアルのきっかけとなります。
特にGoogleのCore Web Vitalsなど、検索エンジンの評価基準が変更された場合は、早急な対応が必要になることもあります。定期的にサイトの状態をチェックし、問題の兆候を早期に発見することが大切です。
全面リニューアルか部分改修かの判断
すべての問題に対して全面リニューアルが必要なわけではありません。デザインは古いが機能的に問題ない場合は、デザインのみのリフレッシュで十分なこともあります。逆に、システムが古くてセキュリティリスクがある場合は、見た目は変わらなくても基盤から作り直す必要があります。
現状の課題を整理し、費用対効果を考慮して、最適な方法を選択することが重要です。
7. ホームページリニューアルの進め方

リニューアルプロジェクトを成功させるためには、適切な手順を踏むことが不可欠です。発注者として準備すべきことも含めて、標準的なフローを解説します。
現状分析とKGI/KPI設計
まず現在のサイトの課題を洗い出し、リニューアルで達成したい目標(KGI)と、その達成度を測る指標(KPI)を設定します。例えば、KGIを「お問い合わせ数を2倍にする」とした場合、KPIは「コンバージョン率」「セッション数」「直帰率」などになります。
この段階で、Google Analyticsなどのアクセス解析データを準備し、現状の数値を把握しておくことが重要です。
RFP作成とベンダー選定
提案依頼書(RFP)を作成し、複数のベンダーに提案を依頼します。RFPには、プロジェクトの背景、目的、要件、予算、納期などを明記し、各社から比較可能な提案を受けられるようにします。
提案を受けたら、価格だけでなく、提案内容の質、実績、体制、コミュニケーション能力などを総合的に評価してベンダーを選定します。
要件定義から公開まで
ベンダーが決まったら、要件定義、設計、制作、テスト、移行、公開という流れで進めていきます。小規模サイトなら2〜3ヶ月、中規模なら4〜5ヶ月、大規模なら6ヶ月以上の期間を見込んでおきましょう。
発注者側では、素材の提供、内容の確認、フィードバックなどのタスクが発生します。スケジュールに遅れが生じないよう、社内の体制を整えておくことが大切です。
公開後の運用改善
リニューアルは公開して終わりではありません。公開後は、設定したKPIを定期的にモニタリングし、必要に応じて改善を重ねていくことが重要です。A/Bテストを実施したり、ユーザーフィードバックを収集したりして、継続的な改善を行いましょう。
8. SEOを落とさない移行のコア作業
リニューアルで最も注意すべき点の一つが、SEOの維持です。適切な移行作業を行わないと、検索順位が大きく下落し、アクセス数が激減する可能性があります。
URL設計と301リダイレクト
URLが変更になる場合は、必ず301リダイレクトを設定し、旧URLから新URLへ適切に転送する必要があります。リダイレクトマップを作成し、すべてのページが正しく転送されることを確認しましょう。
また、URL構造はできるだけシンプルで分かりやすいものにし、階層を深くしすぎないよう注意が必要です。
メタ情報と構造化データの移行
タイトルタグ、メタディスクリプション、OGPタグなどのメタ情報は、SEOにとって重要な要素です。これらを適切に移行し、必要に応じて最適化を行います。
構造化データ(Schema.org)も忘れずに実装し、検索結果でのリッチスニペット表示を維持できるようにしましょう。
Core Web Vitalsの最適化
Googleが重視するCore Web Vitals(LCP、FID、CLS)を意識した最適化も欠かせません。画像の最適化、JavaScriptの遅延読み込み、フォントの最適化などを行い、ページの表示速度を改善します。
特にモバイルでの表示速度は重要視されているため、モバイルファーストで設計することが大切です。
公開後のモニタリング
リニューアル公開後30日間は、特に注意深くモニタリングを行う必要があります。Google Search Consoleでインデックス状況を確認し、404エラーが発生していないか、検索順位に大きな変動がないか、コンバージョンが正常に計測されているかなどをチェックします。
問題が発見された場合は、速やかに対処することで、影響を最小限に抑えることができます。
9. ホームページリニューアルに関するよくある質問(FAQ)

Q: デザインだけ刷新することは可能ですか?費用はどのくらいですか?
A: デザインのみのリニューアルは可能です。既存のシステムやCMSはそのまま使用し、見た目だけを変更する場合、全面リニューアルの50〜70%程度の費用で実施できます。小規模サイトなら20万〜50万円程度が目安となります。
Q: CMSは乗せ替えるべきでしょうか?
A: 現在のCMSが古くてセキュリティリスクがある、更新作業が煩雑、機能が不足しているなどの問題がある場合は、乗せ替えを検討すべきです。ただし、問題なく運用できている場合は、無理に変更する必要はありません。
Q: ドメイン変更時のSEOリスクはどの程度ですか?
A: ドメイン変更は大きなSEOリスクを伴います。適切な301リダイレクトを設定しても、一時的に検索順位が下落する可能性があります。どうしても必要な場合以外は、既存ドメインの継続使用をおすすめします。
Q: 写真や文章が用意できない場合の追加費用はどのくらいですか?
A: プロのカメラマンによる撮影は1日5万〜20万円、ライターによる原稿作成は1ページ1万〜5万円程度が相場です。素材サイトの写真を使用する場合は、1点数千円程度で済むこともあります。
Q: 公開後の保守には何が含まれますか?
A: 一般的な保守契約には、サーバー監視、定期バックアップ、CMSやプラグインのアップデート、軽微な修正(月数時間程度)、障害対応などが含まれます。大幅な機能追加や大規模な修正は別途費用が発生します。
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